拡大

コロナ禍を乗り越え、
ティーケーピー本格始動。
新たな成長曲線に
是非ご期待ください

株主の皆様には、日頃より当社の活動にご理解とご支援をいただき、厚く御礼申しあげます。

 本年1月に発生した「令和6年能登半島地震」により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

 当社は2005年の創業以来、企業向けの空間シェリングビジネスの先駆けとして、貸会議室や宿泊施設、レンタルオフィス、その他周辺サービスを展開することにより事業規模やネットワークを拡大し、新たな空間活用ビジネス市場を創出してまいりました。
 昨年5月以降、新型コロナウイルス感染症の位置づけが「5類感染症」に移行されたことで、インバウンド需要の急速な回復・増加を含め人流の回復基調が一段と進み、当社事業における需要は堅調に推移しております。このような環境を追い風に、2024年2月期の売上高は36,545百万円、営業損益は4,607百万円となりました。なお、2023年2月1日に全株式譲渡を完了した日本リージャス・台湾リージャスは、2024年2月期より連結業績の対象から外れております。
 2024年2月期は、今後の市場拡大を見据えて主力の貸会議室事業において約16,000坪の新規出店・既存施設の増床を行いました。ホテル・宿泊事業では、大分市で建設予定の新規ホテルについてアパホテルとフランチャイズ契約を締結し、TKPが運営する11番目のアパホテルとして2025年10月に開業予定です。同時に、中長期的な視点における事業基盤の強化を目的にシステム投資や積極的な採用活動を進めてまいりました。さらには、従来の空間再生の枠にとどまらず、「地方創生・再生」を目指して、Park-PFI事業への取組みに着手いたしました。加えて、当社事業のさらなる成長及び事業シナジー獲得を目指して、各方面への出資を実行いたしました。
 中期経営計画2年目にあたる2025年2月期は、新たな成長曲線を具体化して実行し、結果につなげる一年とする決意のもと邁進してまいります。
  株主の皆様におかれましては、今後も一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。


2024年5月
代表取締役社長